どうも!Maya太郎です。
巷で大好評?の「あるある質問シリーズ」
第四弾。
質問
Arnoldでレンダリングすると アンビエントライトは無視されるようですが、
これを有効にする方法はありますか?
回答
Maya アンビエントライトとヴォリュームライトはサポートされておりません。
前提としてArnoldは物理的に正しい絵が出るよう設計されています。
そのためアンビエント光といった物理に基づかず、
明るさを均一に持ち上げるといったハックは推奨されません。
Maya太郎の見解
Arnoldは他のレンダラーよりも標準ライトとの相性がいいような気がします。
というのも、以前のバージョンではArnoldメニューのライト作成に
Maya標準ライトも含まれていたぐらいです。
しかし、Arnoldで使えるのは下図の四種類のライトのみです。
アンビエントライトやボリュームライトは含まれていません。
現バージョンはArnold用ライトしか表示されなくなりましたが、
こちらの表示の方が「使える標準ライト」が判り易くて好きだったんですけど…
(出来れば戻して欲しいぐらい)
ボリュームライトの代用としては
ボリュームスキャタリングという機能があります。
同じように扱えるわけでもないし、
コントロールも難しいけど
うまく使えばかっこいい表現が可能です。
過去作例リンク①
過去作例リンク②
アンビエントライトはGI(グローバルイルミネーション)レンダリングが主流で無かった時代に
シーン全体への擬似間接光として使っていたので
Arnoldを利用する場合は、ディレクショナルライトが地面オブジェクトに反射させた間接光や
スカイドームライトでの照明で代用する表現方法を探究するのがよいと思います!!
では!