Arnoldでよくある質問③ TXテクスチャーって何?

どうも!Maya太郎です。
引き続き、「よくある質問」シリーズです!


質問
TXテクスチャはどんな働きをしていますか?

 

回答

Arnoldは、テクスチャマップ全体をメモリにロードするのではなく、必要に応じて一度に1つのタイルをロードします。
(通常、タイルは64×64ピクセルです)。

したがって、Arnoldは画像をレンダリングするために必要なものだけを読み込むので、tx化によりテクスチャはより高速に読み込まれるという利点があります。

Arnoldは、テクスチャキャッシュシステムを使用してテクスチャメモリの使用量を効率的に管理します。

最も最近使用されたタイルのみがメモリに保持されまするため、数百、または数千の4kと8kのイメージを持つことができます。
ユーザー指定の最大キャッシュサイズよりもランタイムメモリを決して使用しません。
(デフォルトサイズは512mb。options.texture_max_memory_MBにより調整可能)

また、txテクスチャはミップマップ化されているので、低いAAサンプル設定でもアンチエイリアシングされます。

ミップマップとは複数の解像度のテクスチャー情報を内包することで
必要に応じた解像度のテクスチャを利用することで
高速処理および、モアレやちらつきなどの軽減に役立つ技術です。
(図はユーザーガイドより)


Maya太郎の見解

TXテクスチャは
Arnoldのレンダリング時に自動変換してtxファイルを自動生成しているようなので
基本的に気にせず作業しています。
ユーザーガイドでは
「tx変換のユーティリティーを使って事前変換でき、そちらの方が処理が速い」
と言う様な?記述があるような気もするのですが、
そこまで調べる余裕がないので(汗) 自動処理に任せています。(今の状態で満足)
大きなテクスチャーをたくさん貼りこんでも、64×64ピクセル単位で

メモリに無駄無く読み込まれ、処理が終わればメモリから開放されるんですね。
意識してませんでした。

そんな規模のCG作ったこと無いですが(笑)

 

ということで、現状は
txファイルが勝手に作られて、ハードディスクを圧迫すること
だけ気にかけていればいいと思います。(無責任)

 

では!