Maya初心者向け 押し出しツールの「サブ的」機能

どうも!maya太郎です。

ある程度Mayaの経験者なら誰もが知ってる(であろう)機能ですが
旧バージョンから一気に現行バージョンに飛んだ方にも役立つかもしれないこの機能…

昔のバージョンではメニューに存在してたこの機能が
最近のバージョンではメニューからは選択できなくなっているのです。

 

入門書、チュートリアルで一度は目にしたことがある「はず」ですが
万一、知らない方もいるかもしれませんので…


よくある作例1

 

ボックスを横方向に4分割したものから開始します。

上面の4つのフェースを選択します。

モデリングツールキットから「押し出し」を選択します。

 

①マニピュレーターを操作して上方向に引っ張るか、数値入力(ローカル移動)で設定してもいいです。
②押し出したフェースが若干すぼまるようにオフセット値を小さい数値で設定。

最近のバージョンでメニューから消えた
「フェースの一体性の維持」はここにありました。

ここをクリックすると「オン・オフ」が切り替わります。
押し出した4つのフェースがつながったり、バラバラになったりと
異なる押し出し結果になります。

押し出し実行後でも切り替えできるので(メニューから切り替えしてた時代よりも)便利です。

 

手を簡単にモデリングできます!という作例でした。


よくある作例2

 

もっとダイナミックに効果を感じる例がこれです。

押し出し直後はフェースがつながってるので
まるでキノコのようですが…

「フェースの一体性の維持」をオフにするとこのようにパイナップル状になりました。

オフセットや分割数を調整してさらに細かく刻み込みます。

スムーズメッシュ表示にすると、気持ちの悪いオブジェクトの出来上がり。
これは初心者によくある作例ですが(汗)

 

押し出しツールはよく使う編集機能ですが
このオプション機能もかなりの頻度で使い分けることがあるので
もし、「知らなかった!」と言う方は活用してくださいね

 

では!