週末番外編 気になるアプリ「Qlone」 iPhoneで3Dスキャン!

どうも!Maya太郎です。
すでに複数の情報WEBサイトでも紹介されているのでご存知の方もいるでしょうが
今週、気になるアプリが登場したんです。
Maya太郎は以前からPhotoScanを愛用しているので
この手のアプリには非常に敏感に反応してしまうのです。

というわけで、紹介します。
https://www.qlone.pro/
Qlone(クローンと発音するようです)
見てのとおり、QRコードのようなマーカーを下敷きにして
その上のオブジェクトを読み込む3Dスキャンアプリです。

iPhone専用です。

こちらはWEBページ内の説明動画から抜粋

プリントアウトしたマーカーごと撮影することで
カメラの位置を瞬時に割り出せるので
無駄な解析処理が不要になってるようですね…
AR系アプリのようにマーカーを使ったアプリは初めてではありませんが
いかにもスマホのアプリらしいですね…

スマホにはジャイロセンサー(VRやARで利用されるスマホの傾きなどを検出するセンサー)
が入っているので、マーカーを使わなくともある程度の位置検出できそうなんですけどね。

 

過去記事PhotoScanというソフトを使ってプラモデルのスキャンを試みていますが
位置検出しやすいようにベースには印刷物を敷いていました。それがマーカーになってリアルタイムで
位置検出できるようなものですね。


AppStoreからアプリを入手して
起動したアプリ上からマーカーデータを入手できます。
メールで自分宛にPDFデータを送ることも出来ます。

 


実はまだ、未使用なんです…

本来であれば使用後にレポートをするはずなのですが、
Maya太郎の部屋には常設のプリンターがないので
しまいこんだプリンターを引っ張り出して接続して…と手間のかかる作業が必要で
手軽にマーカーをプリントアウトできない環境だったりします。

あと、手ごろな大きさのサンプルが見当たりません。
PhotoScanの作例と同じプラモデルを使うのもいいですが、
少し違った(おもしろい)スキャン素材がないか
部屋を物色しています。

こちらの準備が整ってから試用するよりも
興味を持った皆様が今週末にでも遊んでもらえればと
金曜日での投稿を優先しました。


想定できる品質

便利で面白いソフトですが、スマホの処理能力から考えて
PCアプリであるPhotoScanでの品質にはかなわないと思います。

スキャンできるサイズも、マーカーのサイズに依存するので
(サンプル動画では大きなマーカーを使って大型模型を撮影している)
小ぶりな物意外がスキャンできないようですし…
PhotoScanはドローンでの空撮など屋外撮影のものまで処理可能です。
(スケールは限定なし)


出先でいざというときに役に立つ!

このマーカーをクリアファイルなどに入れて常時持ち歩けば
出先で何かあったときに重宝しそうですね。
昆虫採集で現地で標本スキャンが出来ますし
釣り好きなら釣った魚のスキャンも出来てしまいます。(大きなマーカーが必要かも)


ハイエンドスマホでは今後常識となりそうな機能

日本でもそろそろハイエンドなアンドロイドスマホで採用されている「Project Tango」搭載の
スマホが出回りつつあります。
深度センサーつきのハイエンドスマホなのですが
これも簡易3Dスキャナーとして利用可能です。
原理的に精度は一昔前のハンディースキャナーぐらいでしょうけど
何より手軽に使えるのが魅力です。
とても欲しい…のですが、まだまだ高額なのと
一般的な利用にはまだ早いかなということで、「初物」は見送ります。

 


ということで
iPhoneユーザーかつプリンターお持ちの方
(コンビニプリントでもOK)

週末に試されてはいかがでしょうか???
もちろんMayaにインポート可能です。

では!