Maya2017 なるべく手間をかけずに「桜」ネタを作ってみたいと①

どうも!Maya太郎です。
桜のシーズン、やってきましたね。
というか、もう終わりかけですが…

以前から、クリスマスや正月など、
旬ネタをテーマに記事を書けないものかと思っていましたが
今回も悩んでいる間に旬を逃しそうです。

ということで、なんとか無理やり桜をテーマに記事を書いてみました!!!!!


桜の木を作るのはしんどい

CGの仕事をしていると、「桜を作って!」と言われること、結構あると思います。
どこまで写実的に作るのか…によると思うのですが
これは結構しんどい案件だったりします。
桜の花びらからモデリングを始めると、キリがありません。
過去にも何度か挑戦したことはあるのですが、途中で有耶無耶になってしまって
思い通りに完成したことがありませんでした。
(レンダリングが重すぎて、実用的ではないというのもあります)

今回桜をテーマにして記事を書く場合

①分割連載で桜のモデリングをやってみる。
②適当にごまかす。
結構悩んだのですが…迷わず②を選ぶことにしました。(この文章、矛盾してますw)

雰囲気と勢いで旬ネタを楽しむという部分だけ、お楽しみください!!


できました! モデリングは5分!

写真を貼っただけ。

地面の起伏にテクスチャデフォーマーを使っているのでメッシュ分割は細かいですが、シンプルなものです。

今回も「猫太郎」を配置しております。

板に写真を貼った樹木表現は、建築土木業界でよく見かける方法ですね。


ブルーシートを敷こう!

猫太郎が突っ立ってるだけでは面白さが無いので
「花見と言えばブルーシート」ということで
ブルーシートを敷こうと思います。

猫太郎の立ってる地面は微妙に起伏があるので…この起伏を利用します。

ブルーシートの範囲となる領域を選択し

「メッシュの編集」→「フェース」→「複製」

選択領域のポリゴンフェースが複製されますので、少し上に移動させます。
これをブルーシートにするのです。

ブルーシートのテクスチャーを貼ったマテリアルを適用し

「押し出し」で少しだけ厚みを付けます。

端っこなどピタッと地面に張り付いてるのではなく
少し浮いてる部分もありがちなので
頂点編集で不規則な感じに調整します。

ブルーシートのバンプマップを作ります。(Photoshop)
通常ブルーシートは折りたたまれて保管されているので
展開時にはたいてい折り目が付いています。

このようにバンプマップを使えばいい感じに折り目が表現できました。

ちなみに、地面の白っぽい斑点は
散った桜の花びらです。


作業が意外な方向に展開してしまう

ブルーシートを敷いてしまうと、そこに何らかのストーリー性を持たせたくなります。
手持ちでささっと使える素材を物色しているうちに、意外な方向に暴走してしまいました。
本当は花見のお弁当や飲み物を並べたかったのですが
すぐに用意できるものが無かったので
以前PhotoScanというソフトで写真から立体化したゴミ捨て場の食べ残しゴミを
配置しました。
ちょっと、花見じゃなくなったような…(汗)

 

続きます。

 

では!