iOS12のARkit2で遊んでみた

どうも!Maya太郎です!
またまたご無沙汰しております!

出るぞ出るぞと待ち焦がれている
Maya2019も全然登場せず、季節だけが移り変わっていきます。

その間も、何度か原稿執筆に着手したのですが
方向が定まらず、途中で没になったこともしばしば…

ということで今回の記事。
久々の更新ながら
これもMayaならでは!という内容ではありません。
最近、Mayaよりも周辺技術の発展が目覚ましく
興味の対象がMaya以外に向きまくっています…(汗)

 

もう、ずいぶん前の話になりますが
iPhoneXの新型発売の少し前に
iOS12が公開されまして…
その新機能ARkit2の機能を使ったお遊びを紹介します。


(おことわり)

今回の内容、iOSがらみやWEBサービスのお話になります。
作業環境によって画面構成や挙動が異なる場合も多く、
細かい操作など割愛しまくってますので
皆様の方で検証お願いいたします!


 


今回の紹介機能
簡単に言えば

「プログラムなどの開発環境を意識せず、モデルデータをさくっとAR空間に投影できますよ!」
という機能なんですね。

AR機能はポケモンGOで広く知られることになりました。
Maya使いの皆様ならば
大好きな自作モデルデータを自由に見回れるようになるのが夢!という意見に
同意してくださる方多いと思います。

 

難しい話はさておき
iOSでは「USDZ」というファイル形式で
モデルデータを書き出すことで
iOS12以降でこのようなARビューが実現できます!

ただ、現状のMayaではUSDZというファイル形式の書き出しはサポートされてません

いろんなツールを探し回ったのですが

https://www.vectary.com/
というサイトで、USDZへのデータ変換が可能だと分かりました。

変換はアプリで行うのではなく
ブラウザ上で行うものになっています。
利用にはアカウント登録(そしてログイン)が必要ですが
よくある事例なので割愛します。

ブラウザ上でOBJなどを読み込んで
マテリアルの設定を行ったりします。
ここの操作も割愛します。そんなに複雑ではないので
説明なくても作業は可能でしょう…
(注)ポリゴン数が多いと読み込めません。
   かなり大胆なローポリデータで構築しておくことをお勧めします。

Y-upのMayaの標準的な座標系ではなく
Z-up系の様ですので、場合によっては回転など調整が必要です。
テクスチャーもリンクが外れているばあいは、貼りなおす作業も必要でしょう。

一通り設定が終わったら
右下にEPORT機能があります。
USDZは出力形式の一部として選べるようになっているのです。

テクスチャーは1024か2048(うまく読み込めない場合は1024ぐらいにしたほうが無難)
モバイル端末上での再生を意識する必要があります。

USDZのデータは
アカウント登録されているメールアドレスに
メールで送られてきます(リンク情報のみ)
そのリンクをたどって
USDZファイルをダウンロードします。

この際、最新のiOSやMacOSでしたら
そのままSafariブラウザが立ち上がったりして
ARモードでモデルデータが閲覧できる「はず」というわけです。

このあたり、くわしく書けないのは。
Maya太郎が
・あたらしいiPhone持ってません(AR非対応)
・そもそもMacintosh持ってません!
・iPad 6(2018)のみで検証
という事情によるからです。

うまくいくとこのような感じで

自作動画でもさくっとAR投影が可能になります。


このAR機能簡単で便利なのですが
・大きさに限界あり(二階建ての家ぐらいのサイズだと厳しいかも)
・距離も限界あり(一定距離以上は消えてしまう)
あくまでも屋内や、数メートル四方のオブジェクトを前提とされていますので
部屋の内観や外観など、大きなものには向いていないようです。


知り合いにこのようなデータを
送ってみたのですが

・そもそも最新OSに無関心なのでiOS12にしていない。
・うまく開かない(らしい)
・OSをアップグレードしたくない。(仕事などの事情)

なので、お仕事の相手同士でもなかかなうまくAR体験をしてもらうことが困難でした。
アプリ開発をかじったことある人は、割とサクッとやってくださったようですが…

というわけで、このiOS(MacOS)のAR体験
簡単そうに見えて、このままでは一般の方には浸透しにくそうな感じですね…

USDZ形式は今後対応環境が広まると思われます。

もうちょっと様子見でしょうか???

 

今回も長々とまとまりのない駄文申し訳ないです!!(急いで記事書いてます)

では!