どうも!Maya太郎です!
ここ数回エイムコンストレイントのネタが続いていますが
基本的なことなのでじっくりとやっています。
もう少々お付き合いくださいませ。
前回紹介したように
(前回記事Maya初心者向け カメラの設定で注視点を固定する方法)
カメラのアトリビュート設定でエイム(カメラを注視点に向け続ける)の設定は出来るのですが
Maya太郎はこの機能を使う事はほとんどありませんでした。
何がきっかけだったのかは思い出せませんが
今回紹介する、エイムコンストエリントをカメラに設定する方法を使っていたのです。
カメラと被写体のシンプルなシーンに戻ります。
過去記事のように
ロケーターを追加し、カメラをそこにエイムさせるわけです。
念のため復習
選択順を間違えると、全然違う動作になりますので注意(やり直せばいいだけですが)
「コンストレイント」→「エイム(オプション)」
オプション設定で、エイムの向きなどを設定する必要があるので
この機能を使う場合はオプション設定前提での作業になります。
以前の記事での目玉を動かす制御と
今回のカメラの設定ではZ軸方向の向きが逆になりますので
今回はZ軸の反対方向
すなわちZ=-1として設定を行います。
これでカメラの方向制御を
ロケーター(ターゲット)とカメラの位置関係だけで制御できるようになりました。
しかしこの方法では
カメラにキーフレームを設定すると
コンストレイントが上手く機能しません。
ですので
少しだけ手を加える必要があります。
カメラの移動制御用に
ロケーターを追加します。
カメラを追加したロケータの子になるように
ペアレント設定(親子階層)の設定にします。
ハイパーグラフでノードの階層を見ると、こうなります。
ロケーターを動かす事で
「子」階層のカメラ移動を制御するのです。
カメラ移動のキーフレームはロケーターに設定します。
代わり映えしませんがこのようになります。
ひと手間余計な作業が加わるはずなのですが
なぜかカメラのエイム設定は
カメラに搭載の機能を使わず
こちらの方法を使ってしまうのです。
過去に何か不具合があったから
こちらの方法を使うようになったと思うのですが…
そのきっかけが
思い出せません。(汗)
前回の方法と見比べて
お好きなほうをお使いくださいね!
では!