Maya2018 新機能 MASH新ノード「Dynamics」を試す② 「地表」の設定

どうも!Maya太郎です。

前回に行き続き、MASHの新ノード「Dynamics」の紹介を続けます。

 

シンプルな「MASHネットワーク作成」直後の画面に

「Dynamics」ノードを追加すると、「地表」が自動作成されるのは前回のとおりです。
前回では触れませんでしたが、どうして「地表」はこんなに下のほうにあるのでしょうか
どこで設定できるのでしょうか?

これ、ずいぶん探しました。
「Dynamics」ノード追加時に
MASH_BulletSolverというノードが出来てるんです。
ダイナミクスの演算は内部的にBulletを利用してるので
このノードで物理演算の諸設定をするようです。

MASH_BulletSolverアトリビュート内に
地表に関する設定がありました。
位置は高さ「-20」となっています。
どうしてこの数値なのかは謎ですが…

 

なので、デフォルト設定の立方体のままだと
相当な落下距離があるのです。

地表の高さを上げてみました。

当然のように落下距離はわずかになります。

MASHの形状に合わせて
地表の高さをぴったり接地させると

再生ボタンを押しても全く動きません。

地表の設定がきちんと出来たので

次回はドミノ倒しか壁破壊系の
作例を紹介する予定です。

では!