Maya2018雑感① ビューポート表示(透明マップ反映)

どうも!Maya太郎です。

Maya2018の新機能…
いろいろ調べているのですが
Maya2017の時のような「新機能てんこ盛り」というような
大きな変化というものではなく

「細かな改善」という部分が多いので
Maya2017と見比べながらの
「間違い探し」をしてる作業に追われています。

今回の記事もそうですが
Maya2017との比較内容になってます!

 

 


ビューポートの微妙な改善!

「透明なシャドウ」が搭載されました。
すべてのアルゴリズム使用できるようです。

Maya2017と比較すると「透明なシャドウ」の有無がよく分かります。

このように、透明マップを施した際の影が正確に反映されています。
(Arnoldでのレンダリング結果は同じです、あくまでも画面表示のみの差)


廃止されてしまった旧式表示モードたち…

個人的には、登場したばかりのビューポート2.0は全く使い物にならなくて
Maya2015あたりからようやく使い物になった感じがしていたのですが…
Maya2017では旧式モードに切り替える事はありませんでした。
しかし、長い間お世話になった旧式ビューポートにはけっこう愛着があったのですが

Maya2018では、ついに廃止されてしまいました…
なんだかさびしいですね、メニュー構成が…

 


おまけ

Maya2018からArnoldのバージョンが
Arnold5(MtoA2.0)になりましたが、
このバージョンは以前からダウンロード可能で利用可能でした。
当ブログでも以前からArnold5.0に対応した記事を掲載しているので
実はArnoldに関しては全然目新しい部分がありません。

しかし、Maya2018でArnold5.0を初体験した方たちには
衝撃的な感覚があると思われます。

おまけですが、先ほどの作例の作り方をarnold5.0初心者向けに紹介します。
過去記事をお読みでない方、Arnoldの知識がまだ少ない方向になりますが、ワンポイントレッスンを…

Maya2018に搭載のArnold5からは、標準的なシェーダーが
「スタンダードサーフェース」に変更になりました。
基本的に何かを作り始める場合は、このシェーダー選択するといいでしょう。

「スタンダードサーフェース」アトリビュートからGeometry「Opacity」に
「チェッカ」マップを適用します。

ビューポート設定で「すべてのライトの使用」→「シャドウ」を選択して
影表示を有効にします。

Arnoldでは透明表現するオブジェクトには
アトリビュート設定で「Opaque」のチェックを外す必要があります。
これ、忘れやすいですが重要です。

ビューポート2.0のオプション設定で「透明度のアルゴリズム」を
「アルファカット」に設定します。

このように再現できました。


透明マップの再現性に関しては
もうすこし探求したいところがあるのですが

また後日紹介する予定です!

 

 

では!