Maya2017 久しぶりに簡易トゥーン(TOON)機能を使ってみた②

どうも! Maya太郎です。

前回の続きです。
前回記事 Maya2017 久しぶりに簡易トゥーン(TOON)機能を使ってみた①

前回はこのような表現で終わりました。
今回はもうすこし表現の幅を広げてみます。

スクリーンスペースの線幅を「1」にすると…

非常に繊細な線で描かれるのでペン画のような雰囲気になります。
しかし、アニメーション時などはちらつきやすいと思われるので
線幅が細すぎる場合の使用は気をつけないといけません。

さらに、コンポジット作業時など、リサイズを行うと補完しきれなくなって
ジャギーが発生しやすくなります。
この手の作業を行う場合は、リサイズに関しても気をつける必要があります。

 

 


諧調のある色設定にする

手描き画っぽいしろい絵も好きですが
アニメ調の配色っぽい表現にも挑戦します。

塗りつぶしシェーダーをトーンの付いたものに差し替えます。

三段階のトーンの付いた、アニメ的な表現になりました。

 

当然、カラーは変更できるので
いろいろと微調整は出来ます。

 

部分的に塗り分けてみました。
(窓、タイヤなど)

 

光源の向きに応じてきちんとトーンの変化が反映されます。(当然のことですが)


作業を軽快に進めるために

アウトラインを表示したままだと
ビュー操作時にも大幅にレスポンスが低下することがあるので
作業時にはアウトライン表示をオフにした方がよいかと思われます。
(ビューポートの設定で「ストローク」の画面表示をオフにする)

 

このように軽快にプレビューできます。

 

 

 


まとめ

この使い方は
「アニメを本格的にやる気は無いけど
ちょこっとそれっぽいものを作ってみたい」
的な用途に向いており
本格的な作品を作るにはかなりハードルが高いと思われます。
しかし、やる気があれば力作を生み出すことも可能かもしれません!

 

では!