どうも!Maya太郎です。
実は今回のネタは
多くの方が知らない、覚えていない半年前の記事の続きなんです。
半年前に何があったのか?
(過去記事参考)次世代モデリング? フォトモデリングからのリトポ(前編)
プラモデルを撮影して、モデリングに活用する方法を紹介していました。
プラモデルを…
艶消しと特徴点を作るため粗めに塗装(後で塗装は落とせます)
ムラ模様が画像認識用の特徴点になります。
写真を多方面から撮影し
PhotoScanというソフトで解析(他のソフトで代用可能)
ムラ模様のパターンから立体を認識しています。
プラスチックの様なつやつやな質感だと、無塗装のままではうまく認識できません。
点群データ(PhotoScan)
高密度点群(PhotoScan)
ポリゴンメッシュ化後、テクスチャーを貼り込み(PhotoScan)
Mayaにインポートし、手動でリトポ開始
リトポほぼ完了
レンダリングで雰囲気確認
と、ここで作業が終了していました。
これ以上の作業は記事になるようなテクニックも使わない地道な作業で
時間がかかるのでほぼ放置の状態でした。
データを引っ張り出して、改造!
土曜日の朝早く、目が覚めてしまったので
ほぼ上記の状態のデータを引っ張り出して
軽く遊ぶつもりでした。
昼ごろには出かけるつもりの早朝数時間の作業の予定でしたが
いろいろハマってしまいその日の外出は無くなりました。
作りたりないデイテールをごまかすために、そういった部分を覆い隠すような作風にアレンジ。
ゲームや映画でよくある感じの「ヒャッハー」な世界観にしてみました。
ある程度実用性を考えたものにしようと
弾避け効果を考えた意味不明なパーツを取り付けてみたのですが…
このままではボンネットが開かないので
整備時など着脱できる構造にしておく必要がありそうです。
ドア回りも防弾を考慮した板金加工風にしてますが
実はただのごまかしです。
ごちゃごちゃ感を出したくて
側面もいろいろと加工風味を出してますが
実用度はいまいちの模様…
こちらも強度無視です(内部に補強を入れてる設定)
防弾用の板の縦溝に銃をはめ込んで後方追跡者を撃つような
そんなイメージで作りました。(説明しないと解ってもらえないのが悲しい)
ディテールアップ用ダミーパーツの消し忘れです。記念に残しておきました。
車の内部はスカスカにならないための穴埋め程度。
結局は細部のごまかしのためのアレンジですが
これはこれで楽しめるデータになりました。
今回はモデリングテクニックに説明するようなことはしてないので
モデリングコンセプト(!)の説明だけにとどめておきました。
実用度面も考えながらモデリングするのも楽しいですよ。
とはいえ、車体構造・強度・整備面を考えると
かなり嘘っぱちな構造になっていますが…
次回はこれにレンダリングを行います。
実はこういうものも作りました。(世界観を演出するため)
これも期を見てネタ投入します。
では!