どうも! Maya太郎です。
今日はMayaを取り巻く業界ネタひとりごとです。
数ヶ月前登場した Ryzenという比較的安価なマルチコアCPUの登場は
PC業界に衝撃を与えました。
王座に君臨し続けていたインテルが非常にあわてているのが
素人目に見てもわかるように
先日、想定外の新モデルを発表してきました。
この数カ月、非常に面白くなってきました。
なんだかとてもワクワクしています。
しかし、いつ買えばいいのでしょうか????
当ブログでは以前
Ryzenへの期待と興味を記事にしたところ
かなり検索ヒット率が上がりました。
Mayaユーザーの多くがRyzenに興味をもっているわけですね。
Ryzenの登場時(二月後半あたり)
比較的入手しやすい価格帯で
8コア16スレッドCPUが入手できる!と話題になった
Ryzenですが
先日の発表では
16コア/32スレッドなる上位モデルも登場しました。
(Ryzen Threadripper(Ryzen9))
タスクマネージャーの表示がすごいことになりそうですね。
このニュースに驚いていた矢先
インテルもこれに対応して
18コア/36スレッドを引っ張り出してきました。
時代が動いた!というかんじです。
普通のi7(4コア/8スレッド)を常用してきた者にとっては
この世界が非常に衝撃的に感じます。
今はブログ執筆、アプリ検証用にインディゾーンさんからお借りしている
Xeon 6コア/12スレッドのPCも兼用していますが
4→6コア、これだけの差でもArnoldレンダリング速度の差がとんでもないことにいなってますので
この延長で10コア以上のマシンを使うと
レンダリング速度は数倍に跳ね上がることになるでしょう。
ワクワクが止まりません。
10コア以上のレベルの戦いは
さすがに一般の人が気楽に購入できる価格帯ではなさそうですが
これ一台でとんでもないレンダリング性能を発揮しそうで
レンダーファームを構築している規模の会社では
きっと導入されるでしょう、
ああうらやましい。
使う環境は選びますが
マルチコアというのは、
すべての作業が高速になるわけではないので
(普段の作業ではほとんどのコアは未使用の状態)
レンダリングやシミュレーションなど
負荷のかかる作業を継続的に行うことでその真価を発揮します。
このブログを書くようなテキスト打ち込みマシンにしても仕方が無いということです。
10コア以上のモンスターマシンを入手したら
常時Arnoldのレンダリングを走らせてみたいなーと
思うのですが
そうなってくるとやはりArnoldの有償ライセンスを購入しないと
効率的な運用は難しいですね。
http://indyzone.jp/blog/archives/2017/05/autodeskarnold.html
インディゾーンさんでもArnold販売開始したようです。
今日のまとめ、CG業界にも旋風がほしい。
Maya太郎が言うのもなんですが、CG業界も少しマンネリ化が進んでいるというか
毎年の変化に驚きを感じない日々が続いてる感じがします。
(個人的にはArnold標準搭載はすごかったです。はじめてまともに使えたGIレンダラーですので)
諸機能に関しては少しずつ便利になっていたりはするのですが、
革新的なワークフローの変化もなく
(といいつつ数年現場から離れると完全に浦島太郎化しますが)
刺激が足りないのでサブツール的な他のソフトばかり気になってしまう日々を過ごしています。
ディープラーニングをCGソフトに投入するなど
今までの作り方とまったく違うアプローチを導入してほしいです。
もしそういう世界があるとしたら、それはMaya以外のソフトの可能性が高そうですが…(苦笑)
ということでよい週末を。