どうも!Maya太郎です。
週末もいろいろMayaで作業はしていましたが
ブログで紹介するには微妙な内容だったので没になりました。
今回はPC周りの与太話です。
パソコンのスペックはどれぐらいが平均値?
皆さんはどんなPCでMayaを使っているのでしょうか?
プロダクション業務の方ならXeonやQuadro搭載のすごいマシンを使ってそうなイメージもありますが…
Maya太郎の個人の製作環境は2011・2012年ごろのショップブランドパソコンのまま
新しいマシンを購入していません。
i7 2600系やi7 3770系 Geforce600番台をいまだに使っています。
(いまどき少数派ですよね)
この次期モデルの頃から円安になってPC関連の値段が跳ね上がったこともありますが
ベンチマークをみても買い替えるほどの性能差を感じられないことも理由でした。
もちろん、アプリ環境の移行が面倒なこともあります。(ノードロックライセンスばかりなので)
ローポリベースのモデリング主体で、レンダラーもGI系は使わなかったので
今も基本操作には全然困っていません。
今年のintelの新モデルも去年のモデルと性能差はほとんど無く
(省電力性能は上がってる)、買い替えたいと思うほどの魅力はありませんでした。
値段のこなれた旧型モデル狙いか…
ArnoldやBifrostで世代遅れを痛感
しかし、Maya2016からBifrostをテストしているとメモリ不足に悩まされ
Maya2017からArnoldを使い出すと、今度はCPUパワーに悩まされるようになりました。
通常の作業は困らないのですけど…やはりこれらの機能は
マシンパワーを使い切るようですね。
メモリーを増やそうとしましたが、Windows Home版のために16G以上は認識せず
GPUをGeforce1000番台に変えようと思ったらマザーボードが認識しない(と言う情報)だそうで
これらのマシンを延命するのはもう手詰まりになっていました。
半年前、このブログを始めたときに
インディゾーンさんで余っているパソコンを記事執筆用にお借りしました。
一世代前とのことでしたがZ620という、個人では買うのをためらうようなマシンです。
世代的にもMaya太郎i7マシンよりも一世代「後」のモデルなので
非常に快適に作業が出来ています。(さすがQuadro…なのかな)
お借りしているPCは
E5-2630 v2 2.6GHz6コア(12スレッド)のXeonですが
Maya太郎の i7 2600(3.4Ghz) 4コア(8スレッド)のPCと比べると
コア数を要しない通常操作は
i7側の方が(クロック数の差が出るのか)キビキビ動く感がありますが
Arnoldのレンダリングだとマルチコアの恩恵と(高速メモリアクセスの効果なのか)圧倒的な逆転現象が生じます。
三倍ぐらい違う場合があります。(レンダリングが3分 と 10分では全然違う)
これが最新最高スペックのXeonだったらArnoldのマルチコアを使い切ったレンダリングだとどれぐらい速いのか…と
非常に悩ましく思えるわけです。
Arnoldのノイズを軽減するには最終的にはサンプリングを上げる必要があるので
今のマシンだとレンダリングは30分を越えてしまうでしょう…それだと個人環境では作業になりません。
これってすごいの?
先日AMDからRyzenという新型CPUの発表がありました。
ベンチマークの結果も良く、値段も安いとのこと。
長らくインテル以外のCPUを考えることは無かったですけど
Maya専用マシンとしてAMDの選択肢はどうなんでしょうか?
以前、AMDとインテルのCPUだとレンダリング結果が違うといううわさも
あったような気がするのですが、どうなんでしょうか?
大物Youtuberのように、余裕ある財力で「買ってみた」系のレビューが出来ればいいのですが
残念ながらMaya太郎はチープな環境でのやりくりを主体としてるので人柱にはなれません。
Maya用パソコンに悩む…
ということで、マシンを新調したい悩みはあるのですが
買い時をずるずる先延ばしにしている自分があります。
買い換えタイミングの目安は通常利用で三倍差の性能が付いた時です。
二倍差が最低限かな?、1.5倍だと体感はするけど圧倒的な差は出ないので…
ハイエンドモデルだと目標の性能差は体感できるでしょうが
価格面で折り合いが付きません。
ということで、新製品情報には敏感に反応しますが
結局見送りモードになってしまう今日この頃でした。
このブログを担当している間に新マシン記事が書ければいいなぁ…
では!