Maya2017 Arnoldでマンションの内観レンダリングに挑戦する③ ライティング設定を進める

どうも!Maya太郎です。

そろそろ仕事始めかな?
2017年、Mayaも素敵な機能アップを望みたいところです!

では、
前回の続きを進めます。

前回はポータルライトの説明のためにディレクショナルライトを隠しておりましたが…1-1

表示設定を(非表示から表示に)戻して、太陽光としてのディレクショナルライト復活です。1-2

 

ポータルライトの設定だけでは
パート①の終了時と見た目はあまり変わっていません(苦笑)1-3

ということで「絵的な変化」を起こすべく
一気に壁や床などに質感を設定しました。

ここでの設定は基本的なこともあり
詳細は割愛します(最後にまとめる?)

 

ということで、床の質感設定だけでも大きく見栄えが変わりました。(他の部分はほとんど分からない)
ポータルライトの有無でノイズの入り方を比べてみました。1-4

ポータルライト使った方がノイズ少なくて便利です。1-5

ノイズが気になる場合レンダー設定のサンプル数を上げたくなりますが、
これは最終仕上げまではこのままにして…1-6

スカイドームライトのサンプル数を上げておきます。(1→3にしましたが、お好みでいいです)1-7

レンダー設定のサンプル数だけでなく、ライト自体のサンプル数も重要な調整項目です。
かなりノイズが減りました。
1-8

窓の外が殺風景なので、ビル街を追加します。
(地平線から下の真っ黒い部分を隠したいだけなのですが…)
ビルはボックスにテクスチャを貼っただけのものです。1-9

カメラを遠方からの視点にしてレンダリングすると、
ポータルライトの面を境界線として、スカイドームライトの効き具合がガラッと変わります。(よくないことです)
どこかほかに設定する項目があるのかは不明…1-10

どう見てもおかしい、暗すぎる。1-12

広い俯瞰でシーン全体をチェック、部屋がとても小さいので見落とさないように…

対策として
ビル群の後ろにポータルライトを新しく作ります。1-13

するとビル全体にスカイライトが適用されました。これで対処は出来ましたが
この方法だとポータルライトの意味がありません。うーん
やり方が間違ってるのだろうか…
(やり方が間違っていた場合、後日訂正記事を書きますのでこのあたりは適当に読み流してください)
1-15

まあ、なんとかそれらしき窓越しの景色になりました。1-16

こういうアングルで撮影すると外の景色は白とびしがちになるものですが… (↓は写真です)
1-19

ライトを強くする方法もありますが、今回はArnoldのレンダービューの赤枠内の数値を調整します。1-17

露光調整(?名称不明)ですがデジカメ撮影時の明るさ調整のようにコントロールできます。
この設定値のまま保存することもできますが、OpenEXRの32ビット画像で保存してPhotoshopやAftereffetsなどで
トーンカーブの調整をする方がいいでしょう。1-18

 

まだ窓ガラスを外したままなので、次回は窓をはめ込む(ガラスの表現)に取り掛かります。
外のビル群は被写界深度でぼかした方がよかったかな…、これも次回に…1-20

では!