【おことわり】この記事は2016年9月当時のもので
最新版のArnoldでは大きく変わってしまった機能について
書かれている部分があります。
最新版のArnoldに関する記事も当ブログで扱っておりますので
新しい記事の方もご覧くださいね。
(「Arnold」のタグでたどってください!)
どうも!Maya太郎です。
二つ目の記事なので、まだ自己紹介スタイルが確立していないのですが…
さっそく本題に入りますね。
Maya2017の新機能で一番注目されているのが
おそらくArnoldレンダラーだと思います。
Arnoldは名前を聞いたことがある…程度だったのですが、開発会社がオートデスクに買収されていたんですね。
Arnold実装と引き換えに
長年、当たり前のように同梱されていた mental ray が別売りになったので
影響を受けるユーザーも多いと思われます。
みなさんもご存知のことと思いますが、詳細は
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/maya/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/Changes-to-rendering-in-Autodesk-Maya-2017.html
をご覧下さい。
そういった諸事情はともかく、まずはArnoldを使ってみましょう。
簡単なシーンを作ってレンダリングしてみました。ライトを設置しないとArnoldは真っ暗闇になってしまうので、必ず何らかのライトを設置しましょう。他のレンダラだと気を利かせてデフォルト設定の照明を当ててくれる場合もあるのですが…現実的なレンダラーですね(苦笑)
このような簡単なシーンだと、Arnoldの実力を知ることが出来ませんね。
続いて[Arnold]→[Lights]からSkydome Lightを追加してみました。全方向から光が当たるのでちょっと明るすぎる…ということもありますが、まず気になるのはノイズ感がすごいってことです。これは全員が体験するであろうこのレンダラーの特徴ですね。
素人的な見立てでは、レンダー設定の[Sampling]を各数値を上げれば解決すると思うのですが、
どのパラメータを最適化するべきか、まだ使い始めたばかりでよくわかりませんが、
しばらく調整したところ今回の画像ではCamera(AA)の数値を上げるとノイズが減りました。
シーン(特にマテリアルの種類)によって結果が変わってくると思うので皆様もいろいろ試してくださいね。
いやぁ、適当にいじっていると楽しいですね。しかし、思い通りの質感が出せるようになるには…先は遠そうです。