たった数日で立て続けにArnoldプラグインがアップデートされていた件(2019夏のアップデート祭り④)

どうも! Maya太郎です!

先日、久しぶりにMaya業界にいろんな動きがありました!
とはいえ、荒波渦巻くCG業界にとっては
水面に小石を投げた波紋のような小さなものかもしれませんが…

前記事で紹介したMaya2019.2 Updateに同梱されている
Arnoldプラグインは
新機能Bifrost2.0のレンダリングに対応した
MtoA バージョン3.2.2ですが…

 

実は今、最新版が公開されています。
MtoA 3.3.0

 

https://docs.arnoldrenderer.com/display/A5AFMUG/3.3.0

驚くべきことに
この更新期間が非常に短いのです!
たった五日間での更新
しかも緊急バグフィックス版でなく、新機能追加バージョンです。

なんでわざわざ、一気に3.3.0を公開しないのか不思議ですが

・Maya2019.2Updateインストーラーに同梱させる作業が間に合わない。

・MtoA3.3.0はバグが残っていて、すぐに3.3.0.1など対策版が出るかもなので
 安定版として推奨していない

このあたりでしょうか?
まあ、どうでもいいんですけど…

 

 


 

ちなみに
3.2.2
従来版にBifrost2.0のレンダリング対応させて
Maya2019.2Updateに同梱させたもの

3.3.0
新機能を追加した
機能アップ版

という位置づけのようです。

注意点は
Mayaのアップデートだけで済ませてしまう
大多数のMayaユーザーは3.2.2のままですので
3.3.0以降の新機能を堪能するためには
自らの手でダウンロードする必要があります。

ダウンロードはこちらから!

https://www.arnoldrenderer.com/arnold/download/

 

 


MtoA3.3.0の気になる新機能は!

ずばり、レンダリングブーリアンのような機能が追加されているのが最大の「目玉」です!
これは久しぶりの「試したくなる」機能アップです!
サンプル動画を見ただけでわくわく!

 

要は、レンダリング時にだけ、ブーリアン演算のような
形状の「切り抜き表現」ができるわけです。

他のソフトでは、かなり以前から実装されているのを見かけた機能なのですが
Mayaでようやく実装されたという事です!

使い方も簡単そうですし、
早速試してみたいと思います。

皆様も、この機能のためだけにでも
手動でのAnrold更新をお勧めします!

 

 

では!