Bifrost2.0のレンダリングはArnoldの更新も必要(2019夏のアップデート祭り②)

どうも!Maya太郎です!

先日久しぶりにMaya関連のアップデートが
立て続けに起こっていたのですが
ネットで大きく騒がれることも無く…
ちょっと寂しいですね。

ネットで盛り上がってもいないので
自分で調べるまで気が付かないことも多く…

ということで
今回は
前記事でBifrost2.0を手動でインストールしてみた続きの話から…


Bifrost2.0は見た目ほとんど変化なし

サンプルを見る限りすごい作例がてんこ盛りで
さぞかしメニュー回りがごっそり変わったかと期待したのですが
実は拍子抜けするほど変化がありませんでした…

色々調べて、該当する新機能(緑色で協調)を調べると
数か所ありました

新しいBifrostはノードをつないでいろんな表現をするようですが
これ、予備知識ないと全く利用できそうもありません…
ということでチュートリアル記事をどこかで公開いただかないことには…(汗)

これぐらい複雑な接続で、高度な表現をするようですね…

 

 

こちらはサンプルプリセット集です。
これならすぐにでも利用できそうです。
「コンテンツブラウザ」じゃなく独自のライブラリになっています。
どうして?(統一感が無い)

 

分類されています。
もっとサンプル増えてほしいです…

 

爆炎の様な物をインポートします。 

 

 


重い

正直、重いです。
いや、重すぎる…


環境によってはレンダリングされない場合がある

レンダリングしてみました。
Bifrost2.0だけアップデートしても
レンダリングされないことがあります。
本記事は、そこが本題です。

 


Anrold(のプラグインMtoA)の更新も必要

Bifrost2.0の新機能をレンダリングするためには
新機能に対応した
Bifrost2.0公開以降のArnoldプラグイン(MtoA)を導入する必要があります。
対応バージョンはMtoA3.2.2以降です。

Maya2019.2 Updateを適用すると
自動的にインストールされるバージョンのようです。

 

 


更新しました。

 

 

レンダリングされました!

 

爆炎物は、それ自体が光源としても作用するようで
シーン内のライトを全て削除しても、レンダリングされています。

 


まとめ

 

Bifrost2.0のArnoldレンダリングは、Bifotst2.0公開以降のArnold(MtoA)に更新する必要がある。

Bifrost2.0もArnoldプラグインMtoA3.2.2も
Maya2019.2 Updateを導入すれば一括でインストールされるので
個別にインストールするよりも、そちらの方が簡単!

 

です。

ちなみに
当記事執筆時は
Maya2019.2 Update前のMaya2019.1 Updateです。
次回、Maya2019.2 Updateに更新します…

では