どうも!Maya太郎です!
今回はArnoldでサブディビジョンレンダリングの設定方法を紹介します。
実はこの機能、知らなくてもある程度のレベルまでは問題なく使えるので
初心者の方は気にしてない人も多いかもしれません…ということで。
今回の作例は、これまた簡単なモデリング素材です。
このままレンダリングすると…こうなります
スムーズ表示をしましょう。
Arnoldもメッシュスムーズのレンダリングに対応しています。
しかし、よくみるとエッジが粗いことに気がつきます。
Arnoldには独自のサブディビジョンレンダリングが備わっているので
そちらの設定を使ってみましょう!
オブジェクトのアトリビュートのArnold内に「Subdivision」の項目があります。
Typeを「catclark」にします。
すると、以前より滑らかにレンダリングされました。
実はArnoldのサブディビジョンレンダリングをオンにしている場合、元のポリゴンをスムーズ表示にしていなくても
レンダリング時のみサブディビジョン状態にすることが出来ます。
スムーズさの精度はIterationの数値でコントロール可能です。
たとえば…
Iterationの数値を変えて比較しました。
数値が多いほど、滑らかにレンダリングされます。
しかし、数値を上げると急激にレンダリング開始前の待ち時間やレンダリング時間が長くなります。
ここの数値をいじった後に急激にレンダリング作業が重たくなった場合は要注意です!
詳しくはSolidAngle社のArnoldガイドを参照ください。
https://support.solidangle.com/pages/viewpage.action?pageId=54493382
品質にこだわらない場合は
普段使わなくても
それなりに見える場合も多いですが、
(この設定を知らないと)他の機能との併用で
思わぬ罠にはまる場合もありますので
知っておいて損は無いかと思います!
では!