Mayaの「ウォークツール」で自作のシーン内を散歩してみる

どうも!Maya太朗です。

週末を含めてこの数日、Unityの勉強ばかりしていました
MayaのシーンをUnityに持ち込んで、質感やライトを再調整して
ウォークスルーやVR用の動画作成までをテストしておりました。
動的で無いシーンならば(動かない空間)ならば
だいたい思い通りの操作ができるようになったので
その記事を書こうと思ったのですが、
「Mayaにもウォークスルーの機能ってあったような…」と思って調べてみたら
ありましたね(笑)
すっかり存在を忘れていました。

まずはこの機能を紹介しないと失礼だな、ということで今回紹介します!

たとえばこんなシーンを等身大目線でゲームのように歩き回る、そんな場合…1-1

目線の高さにカメラを置きます。1-2

そのカメラビューに切り替えます。(画角は広角気味のほうがいいです)1-3

「ビュー」→「カメラツール」→「ウォークツール」
普段こんな階層まで見に来ることはありませんね(汗)1-4

ビュー下部に使い方が表示されます。
ゲーム操作のようにWASDキーで方向操作ですが
ゲームのようにそれだけで動く出すことはしません。同時にドラッグする必要があります。1-5

一応、ゲームのように動きますが、ドラッグしないと前に進まないので
通常のゲーム操作と感覚が違って、ちょっと使いづらいです。
WASDキーだけで移動できるように改良して欲しいなぁ…1-6

このツールには衝突判定は無いので、地面が水平の場合のみ歩き回れます。
勾配や段差があっても水平移動を続けるので
地中にめり込んだり、宙に浮くだけです。
下図のようなシーンを作ったのですが、作るだけ無駄でした(割愛)1-7

もしかしたらどなたががすごいカメラツールを自作されているかもしれませんね。
やはりVRなど、没入感が流行っているこのご時勢ですから
直接映像製作とは関係ありませんがこういう機能も強化して欲しいと思います。

ちなみに、QとEキーでカメラは上下(重力無視)しますので
フライスルー的な使い方も可能です。
(ドラッグ操作を同時にやら無くてはいけないので、ゲームと違って違和感がありますが)

 

この機能ご存じない方は、一度試してくださいね。、

では!