どうも、Maya太郎です!
今回は新機能「MASH」に関して紹介します。
MASHはMaya2017の新機能じゃないんですけど、
少し前に公開されたMaya2016 Extension2 で登場しました。
モーショングラフィックスを手軽にMayaで扱える機能で、
他のソフトやプラグインでよく見かける表現が出来るようになりました。
この機能も注目されていると思います。
Maya2016 Extension2→Maya2017になって機能自体は変化なさそうですが、
メニュー一位置や管理しやすさが向上したようです。
MASHのメニューもシンプルです。これだけしかありません。(メニューはMaya2017で新設)
使い方はこちらを見ていただけたらよろしいかと… 非常にわかりやすい動画です。
http://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2017/JPN//?guid=GUID-3E99C2B3-E129-41FE-A751-E51FCD0011AA
(Maya2016 Extension2での解説ですが、2017とは一部を除いて共通です)
■MASHで遊んでみる■
使い方は簡単です。
①立方体を作って
②[MASH]メニューから[MASHネットワークを作成]
それだけです。
誰が操作しても、ここまでの画面は同じです。
立方体が複製され、それらの並び方や動きなどをなどをパラメータを設定してコントロールしていきます。
画面右側のアイコンのようなさまざまな機能を、組み合わせることで複雑な表現も可能にななるわけです。
あとから追加可能です。追加は応用技ですので、後回しにします。
まずは、ひとつ右側のタブに移動して、赤枠内のパラメーターを調整して遊びましょう。
数を増やしたり配置の形を変える、これが一番基本的なものです。
「配分タイプ」に応じて、その下にあるアトリビュートを調整することが出来ます。
配分タイプは何種類かあります。簡単に使えそうなものもあれば、
すこし調べないと上手く使えなさそうなものもありますね。
個人的には「メッシュ」を多用しそうな気がします。(次回で紹介します)
あらゆる配分タイプで利用できる おすすめの機能が
[強さ]→[ランダムな強さ]です。
ここをアニメーション設定するだけで、手軽で応用の利く動きがつけられます。
前回までに紹介したArnoldやBifrostは計算やシミュレーションに時間がかかることが多かったのですが
MASHはほぼリアルタイムに結果が確認できるので操作時のストレスもなく
楽しんで試行錯誤できると思います。
次回も引き続き。MASHの紹介を続けますね。