【Maya2018】もっともシンプル?な布のシミュレーション!

どうも!Maya太郎です!

前回の作例でさくっと作っちゃいましたが
掛け布団の表現に布シミュレーションを行っています。

しかも、超簡単な方法?を使っています。
というのも、個人的にクロスシミュレーションは使わないので
この機能はほとんど把握していません。

でも、手探りで簡単に設定できました。

その方法を紹介します。


布として使う平面ポリゴン(分割数は多い方が滑らかになる)
と、衝突物の二つを用意します。

使う機能は「FX」→「nCloth」にある上段の二つの機能のみです。

それぞれに下図の通り設定します。
パッシブコライダとは馴染みのない単語と感じる方もいらっしゃると思います。
パッシブは受動態、受け身の意味で、
日本語化されているアクティブの反対語だったりします。
コライダは衝突物、と、この場合は意訳しています。

パッシブコライダとは、受け身の衝突物つまり
動かない衝突対象(主に背景や置物)として設定されます。

 

書き忘れましたが
シミュレーションをするときは、再生スピードは
「すべてのフレームを再生」にしておきましょう。
そうしないと、正しい計算が行われない場合があります。(処理が実時間に追いつかない場合)

形状によっては
これだけで納得いく結果が得られる場合もありますが
今回の場合は、ずるっと布が落ちてしまいます。

 

そういう場合は、布と衝突物の両方の
「摩擦」の設定値を上げることで
容易にずれないようにすることで対処します。

 

衝突に関する設定項目は非常にたくさんあるので
まずはこのような単純なものから経験を積むといいのでは…と
ほとんど使ったことの無いMaya太郎が
無責任に申しておきます(汗)

では!