【週末遊び】ハロウィンネタをArnoldでレンダリングした。

どうも!Maya太郎です!

先週の記事では、ハロウィンかぼちゃを作例として作りました。

週末に、これを使ってレンダリングしたショートムービーを作りました。
とはいえ新作ではありません。

以前作ったこの動画の頭部を差し替えたものです。
そして背景をハロウィン仕様に作り替えました。

ちなみにこれが元になる動画

 

そしてこれが今回の作品

動きは全く同一ですが、ムードが全然違います。

この動画、よく見ると
①レンダリングしたままの素の動画
②AfterEffectsでグロー(黄色の発光)などの処理を施したもの
を交互に流しています。

 

 


ちょっとだけメイキング説明

 

ハロウィン的な背景は
ささささささささっとPhotoshopで描きました(本当に適当)

背景を埋めます。

 

StandardSurfaceシェーダーの場合、切り抜き表現をする場合は
Geometry→Opacityに白黒データを接続します。

 

透明表現する際は、そのオブジェクトのアトリビュート設定で
Opaque(不透明)をオフにしておきましょう。よく忘れるので注意。

 

イラスト内の窓の発光部分は
EmissionのWeight値を上げて発光を有効にし、
黄色い窓を発光させるためにカラーテクスチャーを接続します。

 

青系のエリアライトを逆光気味に配置し…      (注)ビューポート画面です

分かりにくいですがカメラの後方からオレンジ色のエリアライトで手前側を照らしています。
(注)ビューポート画面です

(注)ビューポート画面です

レンダリングを少しでも高速化するために
Ray DepthのDiffuseを0にします(デフォルト設定は1)

これで間接光表現は無くなり
光の当たらないところへの光の照り返しが無くなるので
真っ黒になってしまう部分が多くなるはずですが
このシーンにはフォグ設定(紫色に立ち込めている)をしてるので
シーン全体がうっすらと照らされている感じになるので
真っ暗にならないようになっています。


まとめ

今回のようなシーンの場合
(間接光をオフにしていることもあり)
Anroldの良さを活かされることはあまり無く
旧式の「mayaソフトウェア」を使ってレンダリングしても
ほぼ同じような結果になる様な気がします。

GIを駆使したレンダリングだけじゃなく
時にはこういうものも作ると楽しいですね。

 

では!