(Arnold) MtoA2.0.1から追加されていた機能(Thin Film)を使ってみた

どうも!Maya太郎です。

ふと気が付いたのですが
先日アップデートしていた
Arnold最新版(執筆時)2.0.1の
Standard Surfaceシェーダー(Anorldの標準シェーダー)に
Thin filmという項目が増えているようなんです。
以前は無かったような…

確かに、更新内容にそのようなことが書かれています。


Arnoldには、もともと薄膜シェーダーというのが単独であるので
機能的にかぶってしまうのではと思うのですが、
同等表現を標準シェーダー(standard surface)に内包することで
標準シェーダー単体での表現の幅を広げる目的があるのかもしれません。

 


ヘルプでは
この項目(新機能)が日本語化されていませんので
英語のヘルプからの引用です。
https://support.solidangle.com/display/A5AFMUG/Thin+Film

シャボン玉の設定例も載っていました。

車や、きらびやかな昆虫の表現にもいいですね。(日本では「かなぶん」など)
しかし下の図は英語なのでよくわかりません。   いや、日本語になっても理解できないかも…(汗)

二つのパラメーターの数値入力で
色がガラッと変わってしまうようです。
これはコントロールが難しそう!!

 


個人的な話ですが、よく通る幹線道路わきの自動車修理工場(板金+塗装)の前に
従業員のスクーターが、ちょうどこんな感じに塗装されているのを見たことがあります。
ドレスアップ用に、このような塗装も出来るんだぁと感心したので印象に残ってるんです。

ということで、その雰囲気を再現できるかな?と
先日作りかけたスクーターに適用してみました。
シャボン玉のサンプル設定値をベースに、透明度をなくし数値をいじって…

どれがいいかまったく分からない(汗)

 

周辺の映り込みも見栄えに影響するかな?と、町のシーンに入れてみましたが、
まだまだ作りこみが甘いせいもあり、全く雰囲気が出ませんでした。
気にいるまで調整してると、いつまでたっても投稿出来ないので
今日はこんな感じで!ということで。

個人的には、こういう質感はあまり使わないのですが
潜在的なニーズがあるかもしれないので紹介しました。

では!