Arnold5(MtoA2.0)でVRシーンのレンダリング→Androidスマホで鑑賞

どうも!Maya太郎です。

世間ではGWの後半5連休に突入でしょうか?
こういう日はアクセス数が減ってしまうので
割と「適当」なネタを投入することにしています。(与太話など)

4月に格安スマホを購入しました。
サブ端末で、通話には使いません。
目的の一つが、CardboardによるVR鑑賞用です。
以前の記事でも書きましたが、
iPhoneだとスマホVRの環境づくりには不便なところを感じていたので
こういった用途はAndroidスマホの方が向いてると思ったからです。
最近では19800円の価格帯でも
ジャイロセンサー付きの5.5インチフルHDのモデルが出てるので
iPhone Plus並みの表示環境が実現できます。
3DゲームやリアルタイムCGのVRを観るのではなく
360度パノラマ映像系のVRならばこのスペックで問題ありません。


ということで、実験用のVR動画をレンダリングしました。
もともと完成度がイマイチの作品をVR化したので
レンダリング時間を考えて、画質は低いままの確認用の動画です。
(レンダリング設定のサンプル数やRayDepthを大幅に落としています)

これをVRで鑑賞すると
足元に水がどっと流れ込んできて
足元すくわれる!!という臨場感が体験できるかな?
と思って作ったのですが
さてどうでしょう?(笑)


VR用動画プレイヤーのアプリを物色

お持ちのスマホがiPhoneだけの方、すみません。
今回紹介するのはAndroid専用アプリになります。
(iPhone用アプリもありますが選択肢は少なかったです)

Youtubeではアップした動画がYoutube上で再圧縮されることもあり
VR用の動画をCardboardなどで見ると、
動画の再エンコードで生じた「圧縮つぶれ」が非常に気になります。
オリジナルファイルの画質のまま鑑賞できません。
これは残念な仕様なので、
VR用動画はアップロード時の画質を維持して欲しいのですが…

今回、スマホ内に入ってる動画ファイルをそのまま
VR視聴できる動画プレイヤーアプリを探してみました。
探すと結構ありますが、数が多すぎて「定番アプリ」は見つけられませんでした。

数個のアプリをダウンロードして試してみましたが
今回はこのアプリに落ち着きました。

あらゆるVR形式の視聴形式に対応していて
VR視の微調整ができるところが気に入りました。

360度、3D対応、単なるHMD用(シアターモード)など
見る前に切り替えられます。
180度動画にも対応してるようなので
背面を作らないで正面180度視界の解像度重視のコンテンツも再生できるようですね。
これはYoutubeも対応して欲しい。

今回の動画は右下赤印部分のモードを使います。

【注意】
ここからの説明は自作のオリジナルファイルを
そのままスマホアプリで(高画質のまま)直接視聴するお話です。
皆様がArnoldでVRレンダリングした動画をもっとも手軽に
VR視聴できる方法を紹介しているだけで、
YoutubeのVR動画を下記のスマホアプリで鑑賞しているわけではありません。

 

アプリ内部でVRゴーグルの製品によって異なる見え方の微調整が出来ます。
これはCardBoardでは非常に調整しづらい作業なので
非常に助かります。

 

Youtube動画鑑賞とは比較にならないクリアな鑑賞が出来ます。
この動画はあまり画質がよくないのですが、それでも楽しめました。

このアプリも万能ではなく不便なところもありますが
それはVR視聴時の操作系が
現状のスマホVR環境では対応しきれていない部分によるものなので
画面を覗いたままでの操作性をOSやVR環境自体が高めてくれないと
どうにもならないことですね。


どんなにつまらないVR動画でも
自作のシーンをこういう形で鑑賞できることは
非常に楽しい体験になります。

みなさまもGW中にトライされてみてはいかがでしょうか?

では!

続く?????