Maya2017update3 ほとんどの方に恩恵の無い?フレームレート機能強化

どうも!Maya太郎です。

Maya2017update3にしてからUI上で気になる点が…
右下にダイレクトにフレームレートを設定できる機能が付きました。
しばらく無視していましたが、ちょっと調べてみました。

いままでだとプリファレンスで設定していたものが
ワンタッチで切り替えられるわけです。

「タイムスライダ」の設定にもフレームレートの項目があり(以前は無かったような…)
どちらも切り替えに連動して同じ数値を示すので、この機能は重複している気がするのですが…

 

しかし、フレームレートの変更というものは頻繁に行うものではありません。
作業で良く使うのはシーンのフレームレート設定よりも
下図のような再生スピードの調整を切り替える方が多いです。
特にシミュレーション時は「すべてのフレームを再生」に切り替えることが多いので
こちらの再生スピードの切り替えスイッチかと期待したのですが
さわってみたところ、そうでもないようです。

ですので、この切り替えが出来るようにしてほしかったです。(妄想)
(もし、他の設定でこのように切り替えできるのであれば私の見落としですが、現在発見できていません。)


Mayaヘルプによると、今回のMaya2017update3で時間軸の管理が64ビット化したので
とても細かい精度でのタイムコード管理が出来るようになっているとのことです。

例えば29.97fps 59.94fpsなどとても細かな精度のフレームを選べるようになっています。
ただ、実際に使うことは無いでしょうが…(編集ソフトで調整する)

超ウルトラスーパースローモーションである48000fpsという
時間が止まったかのようなスロー再生も可能…になっています。
(44100,48000てデジタル音源のサンプリングレートっぽいですね、そちら関係で使うのかな?)

Maya2016では6000fpsまでだったので
選択幅が広がっているのは確かです。

Maya太郎個人では全く使うことはなさそうですが、
幅広い映像業界です。どこかの業界からのリクエストがあっての実装かもしれませんね。


ということでMaya太郎個人としては
このスペースに別の機能を割り当ててほしかったなぁ、と
(えらそうに)感想を述べさせていただきました。

では!